最初のタスクを投げてみよう — 「これやって」から始める
このレッスンで学ぶこと
- □Claude Codeに日本語で話しかけてタスクを実行させる方法
- □AIが使う「ツール」の種類と役割(Read, Write, Bash, Glob, Grep)
- □パーミッション(権限承認)の仕組みと操作
- □失敗しても大丈夫 — やり直しの方法


まず話しかけてみよう — 最初のタスク例
Claude Codeを起動したら、以下のような簡単なタスクから始めてみましょう。完璧な指示を考える必要はありません。
おすすめの最初のタスク
「このフォルダの中身を教えて」
Claude Codeが現在のフォルダ内のファイル一覧を表示してくれます
使われるツール: Bash(lsコマンド)
「READMEファイルを作って。プロジェクト名は"練習用"で」
README.mdファイルを新規作成してくれます
使われるツール: Write(ファイル書き込み)
「今の日時を教えて」
システムの日時を取得して教えてくれます
使われるツール: Bash(dateコマンド)
「新しいフォルダ"test"を作って、その中にhello.txtを作って」
フォルダ作成とファイル作成を一度に実行します
使われるツール: Bash + Write
指示は雑でOK
Claude Codeが使う「ツール」を知る
Claude Codeは指示を受けると、適切な「ツール」を自動で選んで実行します。あなたがツール名を覚える必要はありませんが、何が起きているか理解しておくと安心です。
基本ツール5つ
Read
ファイルの中身を読む
「このファイルの内容を教えて」→ ファイルを読んで表示
Write / Edit
ファイルを作成・編集する
「README.mdを作って」→ 新しいファイルを作成
Bash
コマンドを実行する
「git statusして」→ ターミナルコマンドを実行
Glob
パターンでファイルを検索する
「.tsxファイルを全部探して」→ パターンマッチで一覧化
Grep
ファイルの中身をテキスト検索する
「TODOが書いてある場所を探して」→ 全ファイルから検索


5つ
Claude Codeの基本ツール
Anthropic Docs[1]
自動選択
ツールはAIが状況に応じて選ぶ
Anthropic Docs
日本語OK
ツール名の指定は不要。自然言語で指示
Anthropic Docs
パーミッション承認 — 「やっていい?」に答える
Claude Codeがファイルを書き込んだりコマンドを実行する前に、「これやっていい?」と確認してきます(Suggestモードの場合)。これがパーミッション承認です。
承認画面の読み方
# Claude Codeがこのように聞いてきます:
Claude wants to use: Write
File: /Users/you/Desktop/README.md
Content: # 練習用プロジェクト...
[y] Allow [n] Deny [a] Always allow
y(Yes): この1回だけ許可する。最も安全。
n(No): 拒否する。「やっぱりやめて」のとき。
a(Always): このツールを今後も自動許可する。信頼できる操作のときに使う。
迷ったらyを押せばOK


失敗しても大丈夫 — やり直しの方法
Claude Codeを使い始めて最も大事な心構えは、「失敗しても大丈夫」ということ。
困ったときのフレーズ集
注意: 重要なファイルがあるフォルダでは慎重に
セッション管理 — 会話の続け方・終わり方
Claude Codeとの会話は「セッション」という単位で管理されます。途中で中断して後から再開したり、過去のセッションに戻ったりできます。
セッション管理コマンド一覧
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| /exit または /quit | セッションを保存して終了する |
| claude -c / claude --continue | 直前のセッションを再開する(ターミナルから) |
| claude -r / claude --resume | 過去のセッション一覧から選んで再開する(ターミナルから) |
| /resume | セッション内から別のセッションに切り替える |
| /rename | セッション名を変更して管理しやすくする |
| /context | コンテキスト(会話の蓄積量)の使用状況を確認する |
| /clear | コンテキストをリセットする(ファイルは消えない、会話記録だけリセット) |
| /handover | 引き継ぎ書を自動生成する(/clear前に実行すると記憶を引き継げる) |


/handoverは長期プロジェクトの必須テクニック
3つの実行モード — Normal / Auto-Accept / Plan
Claude Codeには3つの実行モードがあり、Shift+Tabで切り替えられます。状況に応じて使い分けることで、安全性と効率のバランスを取れます。
3つのモード比較
Normal(デフォルト)
毎回承認を求める。安全重視。
おすすめの場面: 初めてのコード・慎重な作業向き
Auto-Accept
承認なしで自動実行。高速。
おすすめの場面: 信頼できる作業・大量の単純作業向き
Plan
実行前に計画書を作る。確認してからGo。
おすすめの場面: 複雑な機能・方針相談向き。非エンジニアにおすすめ
Shift+Tab でモードを切り替え


Auto-Acceptの注意点
$ mkdir ~/claude-practice && cd ~/claude-practice💡ホームディレクトリに「claude-practice」フォルダを作成
$ claude╭──────────────────────────────────────╮\n│ Welcome to Claude Code! │\n╰──────────────────────────────────────╯
💡フォルダの信頼確認が出たら「Yes」を選択
$ README.mdを作って。プロジェクト名は「練習用」にしてI'll create a README.md file for you.\n\n✅ Created README.md
💡日本語で話しかけるだけ。Claude Codeがファイルを作成してくれる
$ このフォルダの中身を教えて📁 claude-practice/\n └── README.md (24 lines)
💡Claude Codeがフォルダの中身を読んで教えてくれる
✅ 最初のタスク完了!「日本語で話しかけるだけでファイルが作れる」感覚を掴めたはず。
Lesson 3 まとめ
- ✅Claude Codeには日本語でそのまま話しかける。「正しい指示」を考える必要はない
- ✅基本ツール(Read, Write, Bash, Glob, Grep)はAIが自動で選ぶ。覚えなくてOK
- ✅パーミッション承認で安全に操作。迷ったらy、間違ったら「元に戻して」
- ✅失敗OK。「やり直して」「元に戻して」がいつでも使える
- ✅セッション管理(/continue, /resume, /handover)で作業を中断・再開できる
- ✅3つの実行モード(Normal / Auto-Accept / Plan)をShift+Tabで切り替えて使い分ける
あなたの番です
出典・参考文献
本レッスンで引用したデータの原典一覧です。数値は各調査の公開時点のものであり、閲覧時期により更新されている可能性があります。
- [1]Claude Code Overview — Anthropic Documentation — Anthropic(2026)
- [2]Claude Code: Best practices for agentic coding — Anthropic Engineering(2025)
- [3]Claude Code Tutorials — Anthropic Documentation — Anthropic(2026)
よくある質問
英語で話しかけたほうがいい?
いいえ。日本語で問題ありません。Claude Codeは日本語の指示を正確に理解して実行します。英語のほうが得意な場面もありますが、日常使いなら日本語で十分です。
間違ったファイルを削除してしまったら?
Claude Codeに「さっき削除したファイルを元に戻して」と言えば、多くの場合は復元できます。また、gitで管理しているプロジェクトなら git checkout で簡単に復元可能。重要なファイルがあるフォルダでは、最初はバックアップを取ってから試しましょう。
Claude Codeを終了するには?
「/exit」と打つか、Ctrl+Cを2回押すと終了できます。会話の途中で終了しても、ファイルに対して行った変更はそのまま残ります。
タスクの投げ方がわかったら、次はファイル操作。AIにプロジェクト全体を理解させる方法を学ぶ。
Lesson 4: ファイル操作 →