Phase C: AIで仕組みを回す

AI画像生成 for マーケター — アイキャッチ・SNS素材・LP画像

Lesson 10 / 12|約20分|公開 2026.03.15|更新 2026.10.07

Lesson Goal

このレッスンの到達点

Gemini/ChatGPT Images/Midjourney の使い分けと、マーケ用途別プロンプトの型

このレッスンで学ぶこと

  • □3大AI画像生成ツールの特徴と使い分け(Gemini / ChatGPT Images / Midjourney)
  • □マーケ用途別プロンプトの型(アイキャッチ・SNS画像・図解)
  • □ブランドガイドライン維持のコツと著作権の注意点
妻
妻
質問
ブログのアイキャッチ画像、いつもフリー素材で似たような感じになっちゃう...。デザイナーに頼む予算もないし。
豊藏
豊藏
ポイント
AI画像生成を使えば、プロンプトを書くだけでオリジナルのビジュアルが作れる。フリー素材の「どこかで見た感」から脱却できる。GeminiやChatGPT Imagesの無料枠など、今使えるプランで小さく試し、生成上限と仕上がりを見て選ぼう。
デザイナーがいなくても、AIで「それっぽい」は作れる。「それっぽい」で十分な場面は多い。

3大AI画像生成ツール比較

AI画像生成ツールは数多くありますが、マーケターが押さえるべきは3つ。用途・修正のしやすさ・利用上限で比較しましょう。

OpenAIの画像生成は、対話で制作・修正するChatGPT Imagesと、アプリや業務フローに組み込むGPT Image系のAPIを使い分けます。ChatGPT Images 2.5は2026年9月8日に公開されました[2]。旧DALL-E 2 / 3は2026年5月12日にAPI提供を終了しており、現役の選択肢には含めません[5]。

AI画像生成ツール比較表

項目Gemini画像生成ChatGPT ImagesMidjourney
料金無料枠・有料プランあり無料枠・有料プランあり有料プラン(公式料金を確認)
強みGoogle統合 + 日本語で指示対話で生成・修正 + 参照画像の活用アート表現・スタイルづくり
弱み人物生成の制限あり文字・細部は仕上がりの確認が必要有料のみ + 学習コスト高め
マーケ向き用途ブログアイキャッチ・図解SNS画像・テキスト入りバナーLP画像・ブランドビジュアル
おすすめ度まず試すならコレ対話で修正したいなら品質重視・予算あり

65%

マーケターがビジュアルコンテンツを重視

Venngage 2026[4]

3倍

画像付き投稿のエンゲージメント率

Venngage 2026[4]

※ 数値は出典時点の参考値です。条件・時期で変動する場合があります。

コスパ最強の組み合わせ

まず利用できる無料枠で、同じ用途の画像を作り、ブランドとの一致・修正の手間・生成上限を比較しましょう。ChatGPTのプラン料金とGPT Image APIの従量料金は別です。料金・利用上限は公式ページで確認し、継続的な制作量に合わせて選びます[7][8]。

SERPプレビュー&タイトル評価

生成したアイキャッチ画像がGoogle検索結果でどう見えるか確認しよう。

試してみる

マーケ用途別プロンプトの型

AI画像生成で「思った通りの画像」を出すには、プロンプトの書き方にコツがあります。マーケティングでよく使う3つの用途別に、すぐ使えるプロンプトの型を紹介します。

1

ブログアイキャッチ画像

記事の主題を視覚化する。テキストは入れず、記事内容を象徴するビジュアルを生成。16:9のアスペクト比が標準。画像と合わせてメタディスクリプション自動生成でテキスト面も最適化すると効果的です。

プロンプトの鍵: 「記事テーマの象徴」+「スタイル指定」+「色調指定」

2

SNS投稿画像

スクロールを止めるインパクト重視。正方形(1:1)が汎用的。テキストオーバーレイ前提で、背景にスペースを確保する。

プロンプトの鍵: 「目を引く構図」+「テキストスペース確保」+「ブランドカラー」

3

図解・イラスト

概念やプロセスを視覚化する。フラットデザイン or アイソメトリック指定が失敗しにくい。シンプルな構成で読みやすさ重視。

プロンプトの鍵: 「図解スタイル指定」+「構成要素の列挙」+「シンプルさの強調」

ブログアイキャッチ生成プロンプト

記事テーマからアイキャッチ画像を生成します(Gemini / ChatGPT Imagesなどで使用)

カスタマイズ

記事テーマ:
スタイル:
ブランドカラー:
ブログ記事のアイキャッチ画像を生成してください。

# 記事テーマ
[記事テーマ]

# 画像の要件
- アスペクト比: 16:9(横長)
- スタイル: [スタイル]
- メインカラー: [ブランドカラー]
- テキストは画像に含めない(後からCanva等で追加するため)
- 背景はシンプルに、主題が際立つ構図
- ビジネス/プロフェッショナルなトーン
- 高解像度、クリーンな仕上がり

SNS画像生成プロンプト

投稿内容に合わせたSNS用画像を生成します

カスタマイズ

投稿内容:
プラットフォーム:
ブランドカラー:
SNS投稿用の画像を生成してください。

# 投稿内容
[投稿内容]

# 画像の要件
- プラットフォーム: [プラットフォーム]
- テキストを後から重ねるため、上部または下部にスペースを確保
- カラー: [ブランドカラー]をベースに
- 目を引くコントラスト、スクロールを止める構図
- ごちゃごちゃさせず、1つの要素にフォーカス
- ビジネスカジュアルなトーン
妻
妻
質問
プロンプトで「スタイル」って書いてあるけど、どう指定すればいいの?
豊藏
豊藏
ポイント
迷ったら「フラットイラスト」か「ミニマル写真風」が失敗しにくい。他にも「アイソメトリック」「水彩風」「3Dレンダー」など指定できる。ポイントは毎回同じスタイル語を使うこと。これでブランドの統一感が自然に出るよ。

ブランドガイドライン維持のコツ + 著作権注意点

AI画像を業務で使う際に避けて通れないのが「ブランドの統一感」と「著作権」の問題です。この2つを押さえておけば、安心してAI画像をマーケティングに活用できます。

ブランド統一のための5つのルール

  1. 1カラーパレットを固定する — プロンプトに毎回ブランドカラーのHEXコードを含める
  2. 2スタイル語を統一する — 「フラットイラスト」「ミニマル」等、毎回同じ指定を使う
  3. 3プロンプトテンプレートを保存する — 成功したプロンプトをドキュメントに蓄積
  4. 4NG要素を明記する — 「テキストなし」「人物なし」等、不要なものも指定
  5. 5仕上げはCanvaで統一 — ロゴ・テキスト・フレームを後から追加して統一感を出す

著作権 — 知っておくべき3つのポイント

1. AI生成画像の著作権は「グレーゾーン」

2026年現在、AI生成画像の著作権は各国で議論中[3]。米国著作権局は「人間の創造的関与」が著作権保護の条件としています。プロンプト作成だけでは著作権が認められない可能性があります。

2. 商用利用は各ツールの利用規約を必ず最新版で確認

OpenAIの利用規約では、適用法で認められる範囲で、利用者は出力を所有します。有料プランだけを商用利用の条件とする説明ではありません。ただし、これは著作権保護や第三者の権利を侵害しないことの保証ではありません。入力素材の利用権と出力の権利・用途を確認してください[6]。Gemini・Midjourneyも、利用するサービス・プランの最新規約を確認します。

3. 実在の人物・ブランドの生成は避ける

著名人の顔や他社のロゴをAIで生成するのはリスクが高いです。肖像権・商標権の侵害になる可能性があるため、オリジナル要素のみで構成しましょう。

「AI生成」の明記は必要?

法的義務はまだ明確ではありませんが、EU AI法では一定条件下でAI生成の明記が求められます。ブログやSNSでは「AI生成画像を使用」と注記しておくのがベターです。透明性はブランドの信頼につながります。
妻
妻
実感
著作権のことは気になってたけど、ルールを知ってれば安心して使える。まずGeminiで試してみよう!AI活用度診断で画像生成を含むAIスキル全体もチェックしてみたい。
豊藏
豊藏
実例
ブログのアイキャッチ画像、以前はフリー素材を30分探して妥協していた。AI画像生成を使い始めてからは、記事の内容に合った画像を5分で作れるようになった。完璧じゃないけど、フリー素材よりはるかに記事内容と一致する。

Lesson 10 まとめ

  • ✅Gemini・ChatGPT Images・Midjourneyは用途と修正の手間で選ぶ。自動化にはGPT Image APIを検討
  • ✅用途別プロンプトの型: アイキャッチ=16:9+スタイル指定、SNS=スペース確保
  • ✅ブランド統一 = カラー固定 + スタイル語統一 + Canvaで仕上げ
  • ✅著作権はグレーゾーン。商用利用規約の確認と実在人物の回避が必須
SEO講座 Lesson 6画像を含むコンテンツ全体の品質基準

AIでコンテンツ品質診断→

あなたの番です

出典・参考文献

本レッスンで引用したデータの原典一覧です。数値は各調査の公開時点のものであり、閲覧時期により更新されている可能性があります。

  1. [5]
    DALL-E 2 / 3のAPI提供終了(2026年5月12日) — OpenAI(2026年10月7日確認)
  2. [6]
    Terms of Use — Content — OpenAI(2026年10月7日確認)
  3. [7]
    ChatGPT料金・プラン — OpenAI(2026年10月7日確認)
  4. [8]
    GPT Image API料金 — OpenAI(2026年10月7日確認)
  5. [1]
    AI Image Generation Market Report 2026 — Grand View Research(2026)
  6. [2]
  7. [3]
  8. [4]

よくある質問

AI画像のクオリティは実務で使えるレベル?

ブログアイキャッチやSNS投稿には十分なクオリティです。LP のメインビジュアルや広告素材など、ブランドイメージに直結する場面ではプロのデザイナーやストックフォトの方が安全です。

日本語のテキスト入り画像は作れる?

ChatGPT Imagesなどで文字入り画像を作れますが、日本語の誤字や細部は人が確認してください。正確な表記が必要なコピーは、CanvaやFigmaで後から重ねる方法も有効です。

AI生成画像の著作権はどうなっている?

OpenAIの規約では適用法で認められる範囲で利用者が出力を所有しますが、著作権保護や第三者の権利を侵害しないことは保証されません。有料プランだけが商用利用の条件という説明ではなく、入力素材の利用権・出力の用途・各サービスの最新規約を確認してください。

毎回違う画像が出て統一感がないのですが?

プロンプトにスタイル語(例: flat illustration, minimalist)とカラーコードを固定で入れることで統一感が出ます。成功したプロンプトはテンプレートとして保存しておきましょう。

Next Action

AI活用を仕組みにするなら

単発の作業短縮から、週次レポート・競合確認・改善提案のループへ進めます。

ビジュアルも揃ったら、次はAIを使った競合分析。手動半日を30分に圧縮する方法へ。

Lesson 11: AI競合分析 →

著者について

豊藏 翔太

監修・開発

豊藏 翔太(Shota Toyokura)

シンクムーブ株式会社 代表取締役 / アイオイクス株式会社 フェロー

  • 法政大学経営学部経営戦略学科卒(2015年)
  • エン・ジャパンでIT/Web業界の営業を経験後、ITコンサルタントとしてAI・RPAを活用した事業支援に従事
  • 個人事業で7サイト・約600記事を運営しSEOを実践的に習得
  • アイオイクス株式会社にてSEO Japan運営・大手企業向けWebコンサルティング事業の責任者を務めた後、2024年12月にシンクムーブ設立
  • デイトラ「AI業務活用コース」講師 / Faber Company ミエルカ・Feloアンバサダー / AI活用マーケターコミュニティ「aimark」共同運営

著書・メディア掲載

登壇実績

  • Japan SEO Conference 2026(2026年7月、Faber Company主催)
  • デイトラ「AI業務活用コース」リリース記念ウェビナー(2026年7月)
  • PLAN-B主催 LLMOセミナー(2026年6月)
  • JADEcon -JADE 春のSEO祭り-(2026年3月、渋谷)
  • ほか2025年以降、SEO・LLMO・AI活用テーマで登壇多数(YOUTRUST、インティメート・マージャー、GIG、COUNTER各社主催セミナー等)

シンクムーブ株式会社について

  • 設立:2024年12月
  • 所在地:東京都渋谷区神南1-11-4
  • 事業:SEOコンサルティング・インハウスマーケティング共創支援・AI活用研修
  • 同時対応:メインクライアント4社限定

独自調査・コンテンツ

こんな相談もできます

  • 「うちにもこういうツール作れる?」
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費用感:スポット相談1回〜 / 顧問契約 月額制 / ツール開発 要件次第。まずは気軽にどうぞ。

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