Problem
数字は見た。でも、来月の予定は変わっていない
月末にGSCとGA4を開いて、数字を眺めて、なんとなく閉じる。よくある月次の失速です。 数字を見ること自体が目的になって、続けること・やめること・やることが決まらないまま、 先月と同じ予定で来月に入ってしまいます。
この会議のゴールは、レポートをきれいに作ることではありません。GSCとGA4と制作ログを30分で見て、 来月やることを3つに絞ることです。1人でも、自分との会議として回せます。
Step 1
30分のアジェンダで時間を区切る
時間を区切らないと、数字を眺めるだけで終わります。5分単位で区切り、最後の3分は必ず「決める」に使います。
| 時間 | 見るもの | やること |
|---|---|---|
| 0-5分 | 先月決めた3つの結果 | 前回の意思決定ログを開き、やったか・効いたかだけ確認する |
| 5-15分 | GSCで伸びしろを見る | 表示回数・CTR・平均掲載順位から、動きそうなページを拾う |
| 15-22分 | GA4で導線漏れを見る | 読まれているのにキーイベントがないページを拾う |
| 22-27分 | 制作ログを見る | 公開した記事、リライトした記事の本数と反応を確認する |
| 27-30分 | 来月やる3つを決める | 候補から3つに絞り、意思決定ログに書く |
Step 2
GSCとGA4の確認項目を固定する
毎回見るものを決めておくと、探す時間が消えます。GSCで伸びしろを、GA4で導線の漏れを見ます。
GSCで見る(伸びしろ)
- □直近28日を前の28日と比較する
- □平均掲載順位4〜15位のページを拾う(動く余地が大きい)
- □順位の割にCTRが低いページを拾う
- □順位が上がったのにクリックが落ちたページを確認する
GA4で見る(導線の漏れ)
- □ランディングページ別のエンゲージメントを見る
- □読まれているのにキーイベントがないページを拾う
- □流入はあるが問い合わせ・資料DLにつながらない導線を探す
- □主要記事の直帰・離脱の変化を見る
Step 3
意思決定ログに「続ける・やめる・やる」を残す
会議の成果物は、レポートではなく意思決定ログです。続けること、やめること、来月やることを、 理由と担当・期限つきで1枚に残します。来月はこのログの確認から始めます。
| 判断 | 対象 | 理由 | 担当・期限 |
|---|---|---|---|
| 続ける | /blog/ai-search の強化 | 表示回数が伸び、順位が9位から6位に上がった | 自分 / 継続 |
| やめる | 週1の新規量産 | 3ヶ月続けたが成果感が出ず、既存改善のほうが効いた | 自分 / 今月で停止 |
| やる | 上位3記事にFAQと出典を追加 | AI検索での引用を狙う。構造採点が低かった | 自分 / 来月15日まで |
※ 上記は書き方を示すサンプルです。実際は自社のページ、数字、期限で埋めます。
Rule
来月やることは3つに絞る
候補は10個出るかもしれません。でも、1〜2人のチームでやりきれるのは3つまでです。 絞るほど、続けるものと捨てるものがはっきりします。運用設計の全体像はAI × SEOの運用設計のレッスンにあります。
あなたの番です
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ThinkMove Support
月次SEO会議を、一緒に設計できます
シンクムーブの伴走支援は、この月次の判断を一緒に整えるところが中心です。 GSCとGA4を見ながら「今月直す3本」まで落とす会議を、自社の文脈に合わせて設計します。
月次SEO会議を一緒に設計するよくある質問
なぜ来月やることを3つに絞るのですか?
候補を10個出しても、1〜2人のチームでは回りません。週1本ペースで3ヶ月リライトしても、成果感が出ないとプロジェクトは止まります。やりきれる3つに絞るほうが、担当も監修も動きがそろいます。
平均掲載順位が上がっていれば、その記事は触らなくていいですか?
順位だけでは判断しません。順位が4位から3.4位に上がっても、AI Overviewや時期要因でクリックが落ちる例があります。表示回数、CTR、検索結果の変化、事業導線まで見て決めます。
GSCとGA4のどちらから見ればいいですか?
GSCで「伸びしろ(直す候補)」を、GA4で「導線の漏れ(動かない理由)」を見ます。この2つを分けて見ると、直す記事と、CTAだけ足せばよい記事を切り分けられます。
Next Action
AI検索での見え方を、施策の順番に変えるなら
見え方の確認、記事構造、月次判断がつながったら、自社データで優先順位を決めます。

