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SEO実践講座 · Lesson 4

タイトルタグの書き方|文字数・検索結果の見え方・書き換えへの対応

豊藏翔太/シンクムーブ株式会社 · 更新

タイトルを短くしたのに、検索結果では別の言葉が表示される。文字数は収まっているのに、何の記事か伝わらない。タイトルの修正では、長さだけでなく、記事の答えと表示の両方を確認します。

このレッスンでは、本文にある情報からタイトル案を作り、SERPプレビューで確認し、公開後の検索結果と数字を見直すところまで進めます。

同じタイトルをデスクトップとモバイルで表示したSERPプレビューの画面
このサイトのSERPプレビューで確認した実画面です。ツール内の表示シミュレーションであり、実際のGoogle検索画面や掲載結果を示すものではありません。画像を押すと大きく表示できます。

タイトルで約束したことを、本文で答える

最初に、このページが誰の何の疑問に答えるかを1文で書きます。その答えがタイトルから伝わるかを見ます。記事の範囲が狭いなら、その条件も入れた方が、必要な人が選びやすくなります。

例えば、このガイド群では「MarkdownをWordPressに貼ると表が崩れる」という操作上の困りごとを1記事にしています。「WordPress完全攻略」では、どの問題を解決できるのかが分かりにくくなります。

「完全」「最強」「必ず」のような語を足す前に、本文がその約束を満たしているか確認してください。対象OS、ツール名、エラー名、成果物など、読者が選ぶための具体を優先します。

本文からタイトルを考える指示

[本文]へ実際の原稿を貼ります。

次の本文に対して、タイトル案を3つ作ってください。
読者:[対象読者]
検索する場面:[困っていること]
本文:[本文]

本文にない効果、実績、対象範囲を追加しないでください。
各案について「何が分かると約束しているか」「本文のどこが答えているか」を添えてください。
必要な条件は残し、同じ語の繰り返しや、根拠のない煽りを減らしてください。

参照:[1] Google公式:タイトルリンクの生成と改善

本文が同じでも、タイトルで約束する内容は変わる

例えば、このサイトのMarkdown→WordPressのガイドなら、本文にあるのは、表が崩れるときの確認手順、短いサンプル原稿、Gutenberg形式の渡し方です。この中身を基準にタイトルを選びます。

「WordPress完全攻略」のように広く言うと、テーマ設定や集客まで説明する記事に見えます。本文が答えている問題を先に置いた「MarkdownをWordPressに貼ると表が崩れるときの直し方」なら、困っている読者が自分向けの記事だと判断できます。

タイトル案読者が期待することこの本文との一致
WordPress完全攻略ガイドWordPress全般を学べる本文の範囲より広すぎる
MarkdownをWordPressに貼ると表が崩れるときの直し方表崩れの確認手順が分かる本文の答えと一致する
Markdown→WordPress変換|表・見出しの確認手順変換と確認の手順が分かる変換方法から探す読者に合う

参照:[1] Google公式:タイトルリンクの生成と改善

文字数の目安と、表示される幅を分ける

Googleはtitle要素に固定の文字数上限を定めていません。検索結果のタイトルリンクは、端末の幅などに合わせて省略される場合があります。「何文字なら必ず全部表示される」という基準にはできません。

同じ文字数でも、英数字と日本語、文字の形によって幅は変わります。このサイトのSERPプレビューは、入力したタイトルの見え方を確認するための道具です。実際のGoogle表示を再現・保証するものではありません。

長い場合は、条件や意味を落とさずに削ります。サイト名の重複、同じ意味の言い直し、本文にない売り文句から見直すと、必要な情報を残しやすくなります。

確認すること見るポイント
意味何ができる記事か分かるか
条件対象OS・対象者・範囲が必要なら残っているか
重複サイト名や同じ単語が何度も出ていないか
表示端末ごとに重要な語が見えるか
本文との一致タイトルの約束に本文が答えているか

参照:[1] Google公式:タイトルリンクの生成と改善[2] ThinkMove:SERPプレビュー&タイトル評価

Googleの表示が違うときは、H1や本文も確認する

検索結果のタイトルリンクは、title要素だけを使って作られるとは限りません。Googleは、ページ内の見出しや目立つテキストなど複数の情報を使って生成します。

titleとH1が別の話をしていたり、古い年号が残っていたり、複数の目立つ見出しが並んでいたりする場合は、ページ全体を見直します。検索結果の表示だけに合わせて、titleを何度も変える前に、本文との対応を揃えてください。

変更した日と設定内容を残し、検索語・端末・確認日を添えて実際の表示を記録します。URL検査で最終クロール日も確認し、更新前の取得か、更新後にも表示が違うのかを分けます。更新後も違う場合は、H1や本文との対応を再確認します。再クロール済みでも、タイトルの再処理が終わったとは限りません。

  1. 公開ページのtitle要素を確認する。
  2. ページ上のH1と、最初に目に入る文章を確認する。
  3. 古い年号、対象の取り違え、サイト名の重複を直す。
  4. 変更日を記録し、再クロール後の表示を確認する。

タイトル変更後の確認メモ

実際に確認した内容だけを記入します。取得していない日付や検索結果は未確認のまま残してください。

対象URL:
変更日:
変更前のtitle:
変更後のtitle:
ページ内のH1:

検索結果の確認日:
検索語・端末:
表示されたタイトル:
URL検査の最終クロール日:
変更前/変更後のクロール/未確認:

本文とのずれ:
次に確かめること:
次の確認予定日:

注意:再クロール済みでも再処理の完了を意味しません。検索語や端末、確認日が異なる表示を同じ条件として比較しません。

参照:[1] Google公式:タイトルリンクの生成と改善[3] Google公式:再クロールのリクエスト

表示が短くなっても、先頭で問題が伝わるかを見る

プレビューでは、まずデスクトップとモバイルを並べます。後半が省略されたときに、何のページか分からなくなるなら、読者の困りごとや対象を先頭へ移せるか考えます。

実際に上のタイトルを入力すると、デスクトップでは全文が表示され、モバイルでは「MarkdownをWordPressに貼ると表が崩れるとき...」までになりました。後半が省略されても「何をすると、何が困るのか」は残っています。このように、同じ案を両方で見て判断します。

このツールはフォントと幅を決めてシミュレーションしています。表示する推奨文字数やピクセル幅はツール内の目安で、Googleの合否判定ではありません。スコアを緑にするために、本文にない年号や「完全」といった言葉を足す必要はありません。

最終的にはタイトルタグ、H1、本文の答えが同じ約束になっているかを確認します。公開後にGoogleのタイトルリンクが変わった場合は、その表示と設定内容を並べて見直します。

参照:[1] Google公式:タイトルリンクの生成と改善[2] ThinkMove:SERPプレビュー&タイトル評価[3] Google公式:再クロールのリクエスト

プレビューは、案を選ぶために使う

タイトル案をSERPプレビューへ入力し、パソコンとスマートフォンの表示を比べます。省略されたときも、記事の主題が伝わるかを確認してください。

メタディスクリプションも合わせて見ると、タイトルで言い切れない条件や内容を補えているか確認できます。ただし、検索結果の説明文も入力した文が必ず使われるとは限りません。

このサイトでは、ツールのプレビューと公開後のGoogle表示を別の確認項目として扱います。プレビューで良く見えたことを、そのままCTR改善の結果にはしません。

タイトル案の比較メモ

公開前に案を選ぶための記録です。

対象URL:
主な検索語:
本文の答え:

案A:
案B:
案C:

採用する案:
採用理由:
省略されても伝わる情報:
本文と照合した箇所:
変更日:

参照:[2] ThinkMove:SERPプレビュー&タイトル評価[4] Google公式:検索結果のスニペット

CTRは、ページ・検索語・端末を揃えて見る

CTRは、クリック数を表示回数で割った割合です。例えば、表示10,000回・クリック300回なら3%です。これは計算の説明用の架空例で、このサイトの改善実績ではありません。

変更前後は、同じページ、同じ検索語群、同じ端末など、条件を揃えます。期間は例えば28日ずつにしても、順位や季節要因が変わればCTRも動きます。タイトルだけの効果と断定しないようにします。

表示回数が少ない場合は、数クリックの違いで割合が大きく変わります。CTRだけを追わず、表示回数とクリック数を併記し、読者が記事の先へ進んでいるかも見ます。

まずは表示がある既存ページを1つ選び、タイトル・本文の答え・採用理由を記録して直してみてください。公開後に見直せる状態まで作ると、次の修正に根拠が残ります。

参照:[5] Google公式:Search Consoleの使い方

手元で使うテンプレート

よくある質問

日本語タイトルは何文字が正解ですか?

一律の正解はありません。記事の内容と条件が伝わる長さにし、プレビューと実際の検索結果で表示を確認します。

タイトルを変えればCTRは上がりますか?

保証されません。検索語、順位、端末、競合の表示などにも左右されます。条件を揃えて変更前後を確認します。

Googleが書き換えたタイトルをそのまま採用すべきですか?

まず、なぜ違う表示になったかを確認します。title、H1、本文の主題や古い情報を揃え、記事の内容を正しく伝える表現を選びます。

出典・確認先

公式情報の確認日:2026-09-11。画面や仕様が変わった場合は、以下の提供元の案内を確認してください。

  1. Google公式:タイトルリンクの生成と改善
  2. ThinkMove:SERPプレビュー&タイトル評価
  3. Google公式:再クロールのリクエスト
  4. Google公式:検索結果のスニペット
  5. Google公式:Search Consoleの使い方

続けて試す

Next Action

学んだSEOをすぐ試すなら

検索意図、タイトル、説明文は、公開前にツールで確認すると改善点が見えやすくなります。

タイトルを整えたら、次はメタディスクリプション。AIに書かせて、人間が選ぶワークフローを学ぶ。

Lesson 5: メタディスクリプション